俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
「ちょっとエッチな生活体験 接吻5秒前」浜田翔子さんはじめてずくし他
おがりんつながりで、正直あんまり期待せず鑑賞したら、意外な拾い物でした。
浜田翔子さんが男の子に見えるかが、企画の肝で、そこがまず越えてくれたので一安心。
そしたらすっぴんやらキスシーンやらひとりHシーンやら、はじめてずくしのサービスでした。
ネタとしては昔の深夜ドラマ「HEN」あたりの空気感。
違和感あるのは、あんな強気なヘアメイクを僕は見たことないのと、カメラアシスタントなのに住んでいる所が良すぎるくらいかしら。
越坂組でも活躍の川奈さん、吉沢さんも出演してます。
宣伝やっているアルゴの熊谷さんに久しぶりに会いましたよ。変わらないなぁ。

変わらないといえば「スノーホワイト」も見てたっけ。
シャーリーズ・セロンまわりの設定がちゃんとしすぎてて、城に攻め込むクリスティン・スチュワートが馬鹿に見えてくる。しかし、これはアメリカの暗喩なのかしら。
途中のシシ神さまとの交流は日本との友好か。
いろいろ詰め込んでついていけない。はじめて森に逃げ込む所はディズニーに勝とうとしてがんばっていて好感触でしたが。
これなら「赤ずきん」の方が映画としてのまとまりがあっていいかなぁ。


【2012.06.24 Sunday 12:27】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「愛と誠」どさくさまぎれに好きなことやる邦画やけくそ作品決定版
「愛と誠」新旧で見ました。いやぁ、今からでも当たって欲しいな。
「SPEC」など、どさくさまぎれに好きなことやる邦画やけくそ作品が増えてますが、その度合いとしては最高峰。回想シーンとはいえ、パトカーが段ボールですから。笑 拙作「高校教授」に通じるものがあります。

新作の方は、さすがに喧嘩シーンはA級です。
余貴美子さん、はまりすぎっていうか、すごい。あの「酒と泪と男と女」で全部持って行きます。そのシーン、目が離せません。
武井さんの髪型は70年代知っている人間にはたまらない。天然ぶりも旧作の比じゃないし。
妻夫木さんのアクションや悪っぽさも新境地でいいと思います。普通キャスティングするなら「スマグラー」のあのキャラですからね。
ミュージカルとしては、オープニングの「激しい恋」で「ウエストサイド」かよって感じで期待させますが、集団の踊りはほぼないのでレビュー映画と呼ぶ方がいいと思います。
さすがに「君も出世ができる」を超える和製ミュージカルはできないか。そこはちょっと残念。

旧作も1作目のみ鑑賞。
早乙女愛さんの可愛さにびっくり。お話は新作よりコンパクトですが、最近のしゃべりすぎる青春モノよりぐっとくるラスト。そして岩清水役の仲雅美さんの片思いぶりは絶品で泣けます。「あなたを傷つけるのはわかっているんだけど」などと言いながら愛が頼ってくるのに応えるなんていうのが、ふられても男気を発揮できるわけで、今の女子はそのチャンスをくれないからね(半分想像)。
もちろん今の時代の派手な感じは弱いんですけど、青春映画としてあがいているのがなんともよかったです。


 


【2012.06.23 Saturday 12:24】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「外事警察」真木よう子さんの追いつめられぷりが最高
ネタバレあり。

いやぁ、面白かったです。
本格的スパイ映画として見応えがありました。

最後はちょっとなんですが。だって韓国の爆弾処理班が逃げて、住本が爆弾止めちゃうって、「ダイハード」でマクレーンがヘリ操縦できるより違和感ありました。笑

真木よう子さんのやられっぷりは最高です。追いつめられていく表情がいいですね。
渡部さんの芝居が影響していい感じにお互い上げ上げになっていっている感じです。

過去に暗黒面を持っていて、今の状況も決して手放しで幸せといえない。もがき苦しんでいる様は、今の日本人民衆の暗喩。
一方この場合の権力側も、多くの民衆の幸福や体制維持を考えればやらなきゃいけない仕事で、冷静にそれをこなしていくと。

参考にさせていただきます。

【2012.06.16 Saturday 13:57】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ガール」みんな問題ないじゃない
たまに、女子の考えていることなどを理解したいと嫌らしい気持ちになって、こういう作品を見に行くのですが、いやーぁ、まったく理解できない。笑 

あらかじめ言うと、この作品は、私のようなおっちゃんが一人で見に行くものではない。その証拠に劇場での女子率の高さ、8割くらい女性ですわ。電車の女性専用車に紛れ込んでしまったような恥ずかしさです。 
なので、ターゲット外の私がどうこう言うのは気が引けるのですが、カップルとして一緒についていく男子に警告する意味も含めて書いておこうと思いました。 

まずは、出てくる4人の自称ガールたちが、正直誰一人問題があるとは思えない。ある程度の大人にも関わらず、お金や健康での苦労はまったくない。彼女たちの悩みは「自己実現」一本なんです。
ま、それはそれで映画として特化しているのはいいのですが、お金で苦労していたり、健康の問題で夢を諦めたりなんて人から見れば、どうしたって彼女たちの悩みは弱いと思うんです。
しかもまわりを支える男性は、要潤さんを除けば問題児はいない、むしろ支えてくれる理想的彼氏だったり。

この作品は、女子の憧れ性を維持しながら、20代後半から30代くらいの女性の等身大の姿や悩みを洋画の女性映画のようなおしゃれな感じで描こうとしているんですよね。だから上記で私が言ったことはスルーしていいとも言えます。

しかし、その世代の女性たちをそれなりに真摯に描こうとするなら、全体会議でいきなり企画をひっくり返す麻生久美子さんや、クライアントに「服装が自由でいいですね」と言われて次に服装を地味目にしていかない香里奈さん(こちらは後日地味目になりますが)の行動はどう見ても不可解。本当にあの世代の女性たちはガールだと主張しているとはいえ、あんなに子供っぽいでしょうか。

逆にもっとファンタジーなコメディ映画だと思えば、メインストーリーはそれでもいいと思いました。
しかし、例えば、麻生さんの全体会議の逆襲行動で、クライアントや要さんにも気遣うセリフがあるとか、要さんの企画にプラスして自分の推す企画を通すような感じなら、もっとリアルに思えます。
ちなみに会議の中でクライアントの重鎮が「こんな企画があるなら先に出してくれよ」と言いますが、この重鎮の人がこの映画の中で一番大人ですね。どっちの顔も立てるセリフです。
また、板谷由夏さんもどこかで疲れて眠ってしまうみたいなカットがあれば、言葉を使わず彼女のがんばりを表わせたと思います。
「プラダ」とか見ていると結構ドラマチックな展開をしています。ファンタジーだと思うにしても、ドラマを強くする表現が必要だと思うのです。
 
【2012.06.07 Thursday 13:48】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「けっこう仮面」がんばってますよ
舞台あいさつのある6/4に行ったら、希志あいのさんが一応私の顔を憶えてくれていたようで、さすがリーダーになる人は違います。それに引きかえA.Aときたら…笑

舞台挨拶で笠木監督は時間をおしてまで熱弁。その姿はかっこいいぞ。

さて、ほぼ100%小山町の某廃学校でロケ。実情をうすくですが聞いていたので、実はそんなに期待しなかったのですが、いやいやがんばってて、損した感じはありません。
寸止めの陵辱描写に「なるほど」と思いました。そうか、寸止めにすれば撮影時間がおさえられる。笑 それでいて世界観は果たせる。
ただ、エンディングが荒くてテーマ定着がうまくなされていないのが残念だったかも。ああいう所に象徴的なカットやセリフが入ると決まるんですけど。

最近思うのですが、私の「ミッシング」もそうですけど、こういう作品って平和なシーンが必要で、時間がないから無理なんだけど、行き過ぎる世界にどんどん進んで行くとついてこれない人がいることがわかってきました。
激しいシーン→休ませる→激しいシーン→休ませるという感じで激しさがあがっていくとついてこれるようなんです。
そう感じても、いざ自分がつくるとどんどんいっちゃうんですよね。
 
【2012.06.05 Tuesday 16:39】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ヴァージン」処女喪失のリアルというより人生のリアルを考えさせられる痛い女の映画
FBで福島監督が、「東京近郊で見に来ない人は心の中で嫌いになる」みたいな発言をしていて、嫌われたくないから見に行きましたよ。笑 そういう動員方法かあったか!

10代・20代・30代の処女喪失をオムニバスで描くんですが、感想は、まず40代があったら俺がやりたかった、ですかね。
あと、3本に共通するネタが処女喪失以外に何かあったらなぁ、とも思いました。

ここでこのオムニバスに一番合致しているのは、10代編だと思います。
じゃんけんしたりするのがなかなかよかった。
3.11の影響を自作も含めて色々な映画で見ることができるんですが、3.11が誕生日って設定は初だなぁ、これはビッグアイデア。素直に祝えないと悩んだりするわけです。
鈴木卓爾さんはじめにした家族が似ているのも驚いた。川村ゆきえさんだけ違うのはご愛嬌。
ただ、ラストにその後の人生を語っちゃうのがのれなかった。なんとなくまとめたって感じがそれまでのリアルやユーモアを破壊してしまった気がしました。

20代は、漫才コンビの青春ドラマで、処女喪失は必要だから入れているっていう感じが強い。
ただ、キャラがみんな濃いので、それでひっぱられて退屈することなく見られます。
企画に合致しているかはどうかとして、誰にもある程度受ける、はずれのない所を目指したつくりは、オムニバスの中には必要な1本といえます。

30代はなかなかの問題作。3本中、表現は最もアートっぽいというか、いい意味でアマチュアっぽいというか。でも撮影はうまい。
30代でも見た所後半っぽい主人公の女性が、なんであの時点まで、男を追いかけなかったのか、映画で描かれる時制の前を想像させないと、この作品はリアルさを欠く。
それさえあれば傑作になるのに。
3人の男子高校生のつるみの描写が素敵だし、3作では最も難しいテーマに挑戦しているので勿体ないと思いました。

3作ともリアルな処女喪失を目指しているが、結果的に描かれているのは「痛い女」であり、人生であった。
しかし、久しぶりにストレートな青春もの見ましたわ。
 
【2012.06.04 Monday 11:09】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「名探偵コナン 11人目のストライカー」タイアップ具合が半端じゃない
「名探偵コナン」は爆弾ものだと見に行っちゃうんですが、今回はJリーグタイアップ。これなら確かに全国のサッカー少年たちは見に行きますね。しかも渋谷の21時台スタート、ありがたいです。

普通タイアップだと、ここまでストーリーに入ってくることがないけど、本作は主要なテーマのキーワードをJリーグのゲスト声優がしゃべっているくらいのめりこんでいます。このへんが、この企画チーム・脚本のがんばりが伺えて好感触でした。
スケール的には「天空の難破船」がすごかったので、やや小さく感じますし、サッカーボールがCGだとうねらないので、アニメ表現としての面白みは落ちてる感じ。
また推理の面白みも少ないですが(ホチキスにマジックは強引でしょ)、普通にどんでん返しストーリーは健在なのでいいのではないでしょうか。

VPなどでリクエストにあわせて映像をつくってきた人間にとっては、アニメは企画としては自由につくれる印象をもっていました。しかし、こんなに自らに枷をはめても面白いものが作れるのを実証してみせたのが驚きです。こういうのを見せられると、やる気が湧いてきます。

【2012.05.01 Tuesday 12:27】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「聯合艦隊司令長官 山本五十六」スペクタクルも求めたい
非常によくできている映画でした。まぁ、70年目の真実というくらいに真実ではなく、物語的にそこを強調している感はあったんですが。
ちょっと昔だったら愛人の存在とかあったりするんだろうなぁと思いつつ、スルーで家庭人一辺倒。そこが曲者で一匹の魚を切り分けるなんて名シーンがあったりするものだから、不容易に批判もできないんです。

しかし、俳優にお金がかかっているせいか、スペクタクルは期待よりかなり下回っていたと言わざるおえないです。そう、作り方は「スカイライン-征服-」と同じ。物語のモチベーションを下げない最低限度のVFXということで、すぐ、部屋(セット)の中に引きこもる。全国公開の正月の大作ということなら、もう少しスペクタクルな見せ場があってもいいような気がします。69年前の「ハワイ・マレー沖海戦」の方がやはりゾクゾクします。モブシーンもほとんどないし。
「男たちの大和」がすごいのは、実物大セットがあるのもそうですが、その高射砲まわりの描写が見た事ない戦闘シーンだったことだと思うんです。ほとんど防御するものないじゃん、と言う状態で、倒れれば引き継ぐみたいな。
状況的にそこまでは不可能としても、折角若き航空隊員との描写があったりするので、そのへんのアクションは、もう少しドキドキがある感じでやって欲しかったです。

とはいえ、メディアを軸のひとつに持ってきて、現代に通じるようなテーマを描いていたり、お勉強的ナレーションはなく、地図の使用もドラマの中にうまく滑り込ませていたりなんてのは、好感度高し。内地の戦争歓迎描写(祝・重松収さんご出演!)も素晴らしいです。見て損はない作品でした。
 
【2012.01.07 Saturday 20:36】 author : koshiy2010 | 日本映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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