俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
「300(スリーハンドレッド)」なんだかとにかく熱い映画
絵は確かになんだかすごかったなぁ。
広告の統一感がうまいですよね。

ずっと戦いあっているなんだかとにかく熱い映画。その特長だけで押し切る潔さはよしとしなくてはいけません。でも40男には心にうったえる思いが欲しいかなあ。もう戦争に行こうって気にならないですし。

「俺ならこう撮る」たぶんもっと普通の歴史大作目指しちゃうでしょうね。なんか歴史ファンにはわくわくさせるエピソードらしいですから。
【2007.06.21 Thursday 22:22】 author : koshiy2010 | 外国映画2007 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ザ・シューター 極大射程」狙撃と同様に狙いが的確でした
「このミステリーがすごい!」海外部門で第1位という、すごいんだかよくわからない売り文句が目新しくて、結局は見に行ってしまいました。

話は「ランボー2」(だったかなぁ?)みたいなのですが、アクションもそこそこ、ミステリーもそこそこに楽しめるようなバランスのいい構成。
最初、退役軍人が大統領暗殺計画を防ぐよう依頼してきた時、マーク・ウォールバーグが比較的簡単にOKを出したことに不満だったのです。お金がなくて困っているとか、もっと環境をつくればいいのに、と思いました。

でも浅はかでしたわ。後で「祖国のためにと言われると…」元軍人として役に立とうと反応してしまう、みたいなことを語るシーンがあるんですが、それってこの映画に込められた結構深いテーマ。そうやってどこの国の軍人も育てられるんだなぁ、としみじみしてしまいました。

「俺ならこう撮る」としては…
そのセリフがおいしく使われていないのがもったいない。作品全体の中心テーマに昇華させてあげたい気もしました。見に来る人のニーズには必要なかったのかも知れないけど。
【2007.06.20 Wednesday 23:59】 author : koshiy2010 | 外国映画2007 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
「プレステージ」結構デタラメな話をあそこまで見せ切る演出力
19世紀末というのは、ほんとにこういうマジックショーがはやっていたらしいです。特撮映画の父、ジョルジュ・メリエスがマジシャンだったのは有名な話。

MOVIEWALKERに
http://www.walkerplus.com/movie/report/report4897.html?identifier=pickup3
興味深い記事があり、シナリオとして凝りまくっているのはよくわかるのですが、1回見ただけだとここまで理解できませんなぁ。そういう意味で映画として伝えることに成功しているのかというのに異義はとなえたくなります。でもノーランだからいいか。予告でも「目を凝らせ」みたいなこといっていて「目を凝ら」さずに見ている私も悪いかも知れません。

「俺ならこう撮る」としては、コピーがわかりにくかったかなぁ。頭を固くして見ていたためSFにシフトした時に再びステージの穴で消すトリックがちょっと混乱を招く気がします。殺人事件のミステリーを解く部分なのでもうちょっと丁寧に説明してもという気がしました。

でもまぁ、よく考えると結構デタラメな話をあそこまで見せ切るのは演出力としてはあるんだろうなぁと思います。時代劇のバックアップを得ながらも、ある極端さみたいなものが非常に魅力的花開く。勉強させていただきました。
【2007.06.15 Friday 22:37】 author : koshiy2010 | 外国映画2007 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「スパイダーマン3」早くも集大成
「スターウォーズ」と比べるのはちょっと違うような気がしますが、シリーズものというのは、ある意味では同じことの繰り返し現象を、アイテムだけ変えて見せられている気になることがあります。ゲームで「信長の野望」が急にパズルに見えてくる瞬間といったらわかってもらえるでしょうか。

「スパイダーマン3」もその延長線上の宿命を負っているはずなのですが、シリーズが進んでいくうちに深くなっていく、1シーンをいかに楽しませるかということに対してかなり考えられているという点ですごいと思いました。キルスティン・ダンストもはじめて好きになったし。

「俺ならこう撮る」というか「お前にはこう撮れん」と死刑宣告を受けたような気分です。こういうのが1本の単体作品で出てくるなら気にはならないんですが、シリーズ作品でやられちゃうともうダメ。悔しいわ、ただただ…。

宣伝も自分自身の暗黒面との戦い中心にやってるから、期待値あんまり上げ過ぎず見ちゃったしね。すでに集大成と化してほんとオススメですわ。
【2007.05.27 Sunday 22:22】 author : koshiy2010 | 外国映画2007 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「バベル」はインデペンデントの匂いぷんぷん
少し読んでもらうもらうことも考えて、今回からタイトルにキャッチーなワードを入れてみたりしてます。

その前に個人的に見ているのに感想書いてない防備録、「手紙」「デスノート2」←去年じゃん! 「幽閉者テロリスト」「ブラッド・ダイヤモンド」「ITバブルと寝た女」「スパイダーマン3」

今回はいつも以上にネタバレします。

菊地凛子さんのアカデミーノミネートですっかりブランド価値を高めた「バベル」ですが、アートワークは世界地図って勢いはさすがです! パチパチ!!

映画はまず何が驚いたかって、菊地さん高校生役!!! いゃあ、作品情報は事前にキャッチしておくべきですね(笑)。
でも、意外に制服着てるといけちゃいます。脱ぐとさすがにカラダの線が高校生じゃないだろ!と突っ込みたくなりますが。。。
(29才に高校生役演らしている私に言われたくないか…爆)

では、共同研究課題(謎)として、こういう時、どうやったら高校生に見えるのか?
裸になって刑事に迫るという思いになった時、もっと芝居で小刻みにパタパタっと出てくる、恥じらうなど、歳を下げる演技はあるのですが、感情的、性格的にそういうシーンでもキャラでもないから、結果的にああいうバランスをとっている。最初そう思ったのですが、ちょっと引っ掛かるものがありました。

普通にストーリーを追えば、進行する4つのシチュエーションとも絆を強くする、そういう思いの映画ですが、私は日本パートだけもうひとつ、別の意味も感じていました。
近親相姦的な匂い(じゃなければせめてラスト全裸じゃなくったっていいと思ってしまいます)。日本だけ負(悪いという意味でなく引いて元に戻るような)印象がありました。
役所さん菊地さん親子の近親愛が原因で母親自殺って線の裏ストーリーが、私の頭に妄想され、それをバックアップするように菊地さんのカラダの線が大人びているわけで、さらにそれを芝居で子供っぽくする必要があったのかなかったのかが私の中で大問題になっている状態なのです。それでこんな書き出しになったのです。

あれこれそんなことを考えていると、80年代くらいの意味をひも解かないと楽しめない映画が全国公開映画に生き残っていた頃を思い出してしまいました。
解釈を友人と語り合えるような映画が闊歩していた時代ですね。

今、インデペンデントでさえ、プチメジャーテイストの当たる映画、つまり、面白さを語り合えない映画、感想を「面白かった」「感動した」などとワンワードくらいしか言えない映画が多いような気がするのです。
そんな中、ハリウッドスターが出ていようが、まさにこれは究極にインデペンデントぷんぷんの芳香を現代にまき散らす貴重な映画でした。(ちなみに手持ちのような映像ももちろん多いし)

ということで、かなりの好感度を前提に「俺ならこう撮る」ですが…
菊地さんたちのグループに麻薬まであげてクラブに踊りに行った男子三人、なぜ一番かわいい菊地を狙わない??? 以上。
【2007.05.11 Friday 00:06】 author : koshiy2010 | 外国映画2007 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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