俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「トゥモロー・ワールド」
120億円も費用がかかっているとはあんまり思えず、むしろB級映画の作り方のお手本のようにも思えてしまいました。ですが振り返ってみると美術とかは相当やっていますからやはりかかっているのかも知れません。
新鮮なのはアクションシーンが長回しで攻めるところ、ちょっと村川透監督を思い出します。
個人的には題材として色々な要素が入っていて楽しめるので、商売としてもっと評価されてもいいんじゃないかと思ったりしますが、大劇場公開作の割に残念ながらちょっとお客さんはまばらな感じでありました。
「俺ならこう撮る」ですが、まずは本当に120億円あるならクライブ・オーウェン主演はプロデュース的な観点からいうとリスキーなような気がします。ですが、この映画には確かにあってはいるのでディレクター的観点からいうとストライクなんですよ、確かに。
いつものように結果論として二つくらいやれるとすれば、それこそ「ハリポタ」並みのVFX系の象徴的なビジュアライズショットがあればというのと、赤ん坊の話を強調して女性も見やすい映画のイメージをつくりあげることかなと。ここを深くしていくと、特に現代に通じるメッセージとして、大人は子供に何が残せるのかというのがあると思います。子供の生まれない世の中が子供に何も残せない世の中だということが、作品の根底にもっと流れると共感度が増すのかなと思いました。
ただその選択肢をわかっていながらあえてこのトーンで作りたかった監督の挑戦もわかる気もしますけど。
【2006.12.09 Saturday 10:11】 author : koshiy2010 | 外国映画2006 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
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