俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「ゲド戦記」
約1ヵ月ぶり。忙しくて。

いろいろ言われているけどそんなに悪くないと思います。第1回監督作品としては立派に任を果たしたという感じです。
Yahoo!ムービーなどの感想を見ると、様々な方向から批判的な感想があり、頷けるものも多少ありますが、じゃあどうしろという答えのヒントになるようなものは少ないんですね。こういう宿命に第1回作品から置かれるなんて大変だなと思いました。ジブリのブランドや原作を一切考えず見てたらこんなにまで熱く否定される作品ではない気がしますから。
「俺ならこう撮る」として考えると、そんな宿命的いろんなプレッシャーの中で、監督としてはなぞっちゃったなぁ、というのがちょっと残念かな。宮崎父の世界、原作やストーリーなど突っ込みもせず、離れもせず、なぞる。でもこれも仕事して監督をやっている人には普通にあることなんですけど。プロデューサーとしては今までのジブリ映画と切り離せなかったのがマイナス方向に動いてしまったということでしょう。だけど、これもしょうがないですね。私でもこう撮りますね!!!

私としてはこの批判的な感想の渦巻き方って、世襲的に監督が抜てきされた批判票のような気がしてなりません。「世界の均衡」とは職人が世襲的に親方になっていくようなことではないと思います(いい悪いはともかく)。でも、期待値や前情報が氾濫してしまうジブリ映画にとっては、それに観客がすごく政治的な匂いを嗅ぎとってしまったということでしょうか。だからその匂いの濃いところに批判が出て、葵ちゃんには出ないということになるわけです。
(どう見たって岡田准一さんの方が葵ちゃんより声優としてはうまいだろ、なのに葵ちゃんの歌はよかったみたいに優しく見守られている、批判的なファンはこの見守り方を例えば新人監督にしてあげてもいいんじゃない?と思います)

【2006.08.21 Monday 21:09】 author : koshiy2010 | 日本映画2006 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |
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ゲド戦記
ゲド戦記は、アーシュラ・K・ル=グウィンの小説「ゲド戦記」を原作とした長編アニメーション映画。
【2006/09/16 3:17 PM】 気になる言葉 |
岡田 准一
岡田 准一(おかだ じゅんいち、1980年11月18日 - )は、日本の俳優、アイドル。V6のメンバーです。
【2006/09/17 11:56 AM】 気になる言葉 |
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