俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「初恋」
なかなか優れもののAD戦略。ポスターなどうまいです。普通ならキャスト並べちゃうところを宮崎あおいさん1本に絞って三億円事件の犯人といいきって見つめられた日にはもう。
映画は仲間以外の大人の顔を映さない演出が徹底的。あの名優も後ろ姿だけとかありますもん。その割に色んな演出的なバランス感覚は絶妙で、CGもキャラクター周辺もストーリーの構成要素も過不足ない感じで入っています。
宮崎あおいさんも「NANA」イメージを軽く乗り越えてるのがすごい。
「俺ならこう撮る」としてはJAZZ喫茶Bでのみすず(宮崎あおい)が何を会話しているのか気になります。あのグループの中での立ち位置がわからない。これがつらいですね。兄との関係を使って何かできそうなのに。
あと、私なら若い人に見せるという意味でも、大人とか体制への反抗心をあらかじめ煽っておきますね。「革命の戦士も若者、権力の盾になっているのも若い警官だ。若いもの同士で戦わせておいて見物している大人って汚い」みたいなことを言わせます。
すると精神的に傷ついている→肉体的にも傷つく→爆発して事件へという構図にみすずも誰もが共感しながら進んでいけるような気がします。今だと好きな人のためにってベクトルだけなので押しが弱いんです。そういう意味でもそれをフォローする広告はやはりうまいです。
【2006.07.01 Saturday 10:15】 author : koshiy2010 | 日本映画2006 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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