俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「女子ーズ」「ちょっとかわいいアイアンメイデン」世界観についていけないが
「女子ーズ」
福田雄一監督だったら、今テレビでやっている「アオイホノオ」の方が断然面白い。
ただ、有村架純さんや高畑充希さんは面白く役を自分のものにしていたのでびっくりした。
ストーリー上の問題は、桐谷美玲さん演じる赤木が、なぜあそこで地球を守ると思ったか、理由づけが希薄なのである。そのあと、ちゃんと仕事か地球を守るかでドラマしたりするのにである。そこさえしっかりしてくれれば、佐藤二朗さんのやりすぎ芝居も許せてしまうんだろうけど。色々気になって仕方なくなる。

「ちょっとかわいいアイアンメイデン」
この違和感と思ったら、男がまったく出てこない。
先輩女子の吉住はるなさんがやはりちょっと弱いなぁ。ここに間宮夕貴さん配置できれば、それなりの説得力はあった気がするのですが。ストーリー上も吉住さんがMだってネタバレしているところから始まるしね。
木嶋のりこさんは「片腕マシンガール」にちょこっと出ていたらしいが記憶になく。魅力的に演じているけど、他メンバーの演技力が、まあなんといっていいかという感じなので、空回り感は半端ない。

「夜光華」やった時に思ったのですが、マンガを原作にするとどこかで現実世界と乖離する瞬間がある。これをシナリオ上で見過ごさず、着地させるのが難しい。例えば拙作「夜光華」で言うと、原作マンガはいきなりアポも取らずにバッグひとつで単身上京するのだが、そのまま映画にしたら旅行にしか見えない。バッグを小さなスーツケースに変えるだけで少しだけ説得力が増す。こういうことが大切なのだ。しかもこちらは4コママンガと聞く。この場合、拷問部を世間的にどういう立ち位置にするかにもう少し精力を傾けるべきだったと思う。麻雀マンガ「咲」の麻雀部みたいに状況がはっきりすれば、もう少しその世界観にすんなり入り込めたと思う。
 
【2014.08.09 Saturday 14:15】 author : koshiy2010 | 日本映画2014 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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