俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「最強のふたり」ド定番を考察ほか
「最強のふたり」の魅力の説明がつかなかったんです。
設定はかなり定番的で、普通ならあまり好きにはなれないタイプの作品なんです。確かにヒトラーネタなどフランスではギリギリな感じなのもあるし、アクションもある。
で、めぐりめぐってついたのが、あの二人は国を暗喩してまいかと。
あの微妙な距離感の取り方は、アメリカのバディ映画にもないし、アメリカ外交にもない。フランスの外交があんな感じかはわかりませんが、日本人にとっては理解できる距離感なのではないかしら。
素晴らしいのは、必要なのに解雇しちゃう所、ここが肝ですね。友情にシフトしたってことですよね。

くりりんの「蝉の女」もド定番ラインなんですが、これは苦手。舞台挨拶でどなたかが、ロマンポルノっぽいとおっしゃっていましたが、当時のポルノってやはりそれなりにアナーキーな思考の上につくられていたと思うんです。
今の若い人たちはこれを発見と思って、満足しちゃうかも知れないし、当時を知る人にとっても懐かしさになるかも知れないんですが、私はやはり「今に対する抵抗」が描かれていないと、裸とか暴力とか、不幸とか、そういうものがすべて空回りな気がしちゃうんですね。
ただくりりんがああいう役できるんだ、という発見の喜びはありました。

ふたりつながりで「夢売るふたり」も書こうと思いましたが、時間ないや、また今度。
 
【2012.09.24 Monday 02:32】 author : koshiy2010 | 外国映画2012 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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