俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「ブラック・スワン」立花さんも宇佐野さんも愛葉さんもみんなみてるな
 …変態映画なのに。笑
立花さんも宇佐野さんも愛葉さんも、いい意味で変態だしね。かくいう私ももちろんですが。笑
男子的には久々に女子をエロとホラーに堂々と誘える価値ある作品です。世の男子の皆様がんばりましょう!!!

「FOXサーチライト」配給、ってことはアメリカではインディーズ扱い。ウィキペディアによるとわずか18館公開からはじまって、959館にまで拡大されたらしい。これは商業的には笑い止まらないはず。アカデミーがなければ「宮廷画家ゴヤは見た」くらいの話題にしかならなかったかもしれない。どちらもナタリー・ポートマンの熱演はすごいのだけど。

さて、ナタリー・ポートマンの私的な注目は、自慰シーンに他ならないです、正直。動き方自体もいいんですけど、朝起きてというのがたまりません。その時でさえ、あんなサスペンスが。ここがこのクリエイターたちのこだわりのような気もします。

「ブラック・スワン」のうまい所は、出てくるネタ自体は、割と手垢がついているようなもので、鏡の使い方、アルコール、ドラッグ、セックス、母親と娘、師匠と教え子、先輩、ライバルの人間関係など、よく映画に使われるものばかりですが、常に感情がひきつけられる新しい見せ方にひねっているのに魅力があるんですね。

「鏡を壊す→過去の自分を壊す」という表現はよくあっても、それと「殺人サスペンス」とミックスするのは見たことがない。アルコール、ドラッグ、セックスというのは見るけど、続く、練習に遅れて、焦るシーンの伏線には誰もしていないわけです。
師匠と教え子のセクハラか芸かのグレーさ、ウィノナ・ライダー先輩の事故ひとつとっても「本当に事故?」のような、観客の妄想や感情を常にひっかきつづけ、時には宙づり状態にするような不安や興奮をあたえつづけます。
もうこれは、やっぱり最初に書いたように変態映画だと思います。
それを女子が見たがる。いい時代です。笑


【2011.06.02 Thursday 23:53】 author : koshiy2010 | 外国映画2011 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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