俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「東京島」ネタバレ10年後のシーンから考える
そういえば全然感想書いてませんね。もう1年近いか。
感想を書かれる立場になって、ちょっとビビリも入りつつ、切り込めないかなぁ、と思って。
でも復活します。
というのは、私は知られざる「無人島映画マニア」だったりして、「東京島」なんて出てきちゃうと書かざるおえないんです。

監督は篠崎誠さんなので、まぁ、これはやさしい感じの作品になるのは了解済み。
なんで、そこは言わないこととしまして。

ここからネタバレになります。

助かって10年後の会話で島に残った自分の子供に対する思いって出ないかなぁ。
じゃなければ捜索したとかそんな説明ゼリフがあっても。
という気がしました。
なんでないのかを考えていくと、おそるべき結論に到達することがわかりました!!!

●思考1ステップ
最初にいらないものとして捨てられる候補に入りそうな私としては、鶴見辰吾さんが一番追っかけたかったキャラでしたが、まぁ、物語はじまった瞬間にあんなことに。でも、清子(木村多江)を助けたのって隆(鶴見辰吾)ですよね、あんまりにひどいなぁ。
そこからはじまって、清子のあの後の変わり身・生き様を見ていったら、実は10年後に島に残していた子供への話はいらないんですね。
そう、自分とまわりで「精一杯」。これが現代なんだと。
曲解ですかね?

●思考2ステップ
そして、あのもう一人生き残ったイラン人だったかの女性。あの10年後のシーンは疑似家族として見てねというシーンですよ、きっと。
そうすると、女性3人の家族で生きていく「文明社会」と、男女がいる「非文明社会」でこの映画のラストは締めくくられていて、メッセージとしては文明社会では男なしでいい、というメッセージに見えてきます。
考え過ぎですかね?

このどっちかでなかったら、10年後のシーンでの子供への思いは必要なんだと思うんです。
確かにあの後、子供に何か話そうというシーンで終わっているので、そこは想像でカバーなのかも知れません。でもあえてそこを避けてエンディングに持っていっているというのは意図的です。
まぁ、そんな奇妙な後味の映画でした。
【2010.09.10 Friday 23:43】 author : koshiy2010 | 日本映画2010 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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